【本革手縫い】金剛型 戦艦 一番艦 金剛 モチーフ名刺入れver.2

こんばんは、サークルKuronekoのデザイン担当かおりです。

金剛型名刺入れの別ver.として作っていた作品(金剛)が仕上がりました。

f:id:Leather_kuroneko:20190608180434j:plain

金剛 モチーフ 名刺入れ(内側)

詳細は続きをどうぞ。

 

デザイン

前作同様、「オフィスで使える」、「金剛モチーフ」で考えていたデザインのうちのひとつで、表は出来るだけシンプルに仕上がる様にしました。

巫女衣装を連想するよう、白地に紅白のステッチを効かせています。

f:id:Leather_kuroneko:20190608180928j:plain

シンプルな表面

 

その代わり、内側にデザインを詰め込みました。

f:id:Leather_kuroneko:20190608182957j:plain

内側の袴と胸元イメージ

蓋となる部分は袴とフリルをイメージする様に、メイン収納部手前のスリットは胸元をイメージするようにカットを施しました。

胸元の飾り紐はステッチで表現し、結び目部分に飾りカシメを打っています。飾りカシメは中心の色をそれぞれの艦の徹甲弾の着色カラー(金剛:レッド、比叡:クリア、榛名:イエロー、霧島:ブルー)にする予定です。

また、袴部分もそれぞれの艦で変更(金剛:ブラック、比叡:グリーン、榛名:レッド、霧島:ネイビー)となります。今回は金剛で製作していますので、その他姉妹艦の場合、雰囲気が少し変わると思ってください。

 

f:id:Leather_kuroneko:20190608184059j:plain

収納部

袴部分に2-3枚、胸元に2-3枚、メインの収納部に約25枚ほど名刺を入れることが可能です。

コバ(革の断面)が綺麗に仕上るようにする為、内張りは施しておりません。

今回は赤と白の対比が美しく出るように、全てのコバを赤にしています。

 

製 作

製作担当の黒猫です。

今回は三種類のピッチで縫い上げてみました。外周は袖口をイメージして広く、内側は上品さの出る細かなピッチにしてあります。各パーツの段差部分は二重ステッチで補強し、長期間の使用に耐えられるように丈夫に仕上げてみました。マチ部分は通常の物よりも厚めの姫路レザーを使用していますので、こちらも丈夫になっています。

 

外側の部分はグローリーという牛革を使用しています。コンビ鞣しの革なのでタンニンで鞣した革よりは汚れにくいですが、白という色の特性上、ちょっとした汚れでも目立ってしまうかと思います。仕上げにコート剤を塗ってありますが、経年によって効果が薄れていきます。使用の際は、他の物からの色移りや擦れ等にご注意下さい。

 

素 材

  • 白 ・・・牛革「グローリー」 コンビ鞣し 及び 牛革「姫路レザー」 タンニン鞣し
  • 赤 ・・・牛革「栃木レザー」 タンニン鞣し
  • 黒 ・・・牛革「栃木レザー」 タンニン鞣し

  

サイズ

  • 約 10.5cm × 約 8cm × 厚 約2cm

  ※名刺収納により厚みは変化します。

 

頒布について

  • 本体・・・・14,000円
  • 送料・・・・実費(追跡・補償のある宅急便コンパクトを予定)

 

2019/9/22の蒼月祭にて作製が間に合えば、1点頒布を予定しています。

頒布決定の際にはTwitterにてお知らせ致します。よろしくお願いいたします。

 

 

製作に関するご質問は黒猫宛にお願い致します。

 ご注文やイベント出展、新作、レザーシリーズのデザインに関するご質問はかおり宛にご連絡下さい。

(当ブログ内画像の無断転載等お断りさせて頂いております。どうぞご理解いただきます様お願い致します。)