読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

木曾改二モチーフ 本革手縫いアイフォン6+手帳型スマホケース 試作してみました

こんばんは、Kuronekoにて製作を担当している黒猫です。

今回は木曾改二、手帳型スマホケース(アイフォン6+用)を試作してみました。

 

f:id:Leather_kuroneko:20160316145048j:plain

 

詳しい仕様や他の画像などは、続きからどうぞ。

 

今回製作してみた手帳型スマホケースですが、試作ということでデザイナーが使用しているアイフォン6+用のサイズで作ってみました。

使用感や耐久テストも行うため、実際に使用してみてからのブラッシュアップを完成版に組み込む予定です。

もともとのスマホが大きいため、ちょっとしたロングウォレットくらいのサイズになりました。

 

f:id:Leather_kuroneko:20160316145513j:plain

 

外側はマントイメージの黒と、スカート・制服部分のイメージの白革を使用し、ステッチはホワイト・レッド・グリーンを使用しています。コバ(革の断面部分)はビリジアンに染色・保護してみました。

また、留め部分には徽章をイメージした錨デザインのバネホックを使用しています。

 

f:id:Leather_kuroneko:20160316145830j:plain

 

こちらは裏面です。

北方迷彩をイメージしたステッチをいれてみました。ケースに入れたまま写真も撮れるように、カメラホールを空けています。

 

f:id:Leather_kuroneko:20160316150057j:plain

 

内側はマント裏の緋色をイメージしてシンプルに仕上げてみました。完成版ではこの革ではなく、ほぼ同じ色のスウェード革を使用する予定です。

内側にはカードポケット等を付ける案もありましたが、スウェード革は柔らかく、カードポケットにするには強度不足でした。

牛革等でポケットをつけると、ポケット部分をスウェード革の上に重ねることになります。そうしますと、せっかくの高級素材であるスウェード革が隠れて見えなくなってしまい、デザインと見た目の関係上シンプルに仕上げています。

 

f:id:Leather_kuroneko:20160316150815j:plain

 

実際に手に持つとこんな感じです。

サイズが大きいので、アイフォン6+用には背部分にDカンを付け、肩掛け出来るように作りました。この部分は好みになるかと思います。手作業で製作しておりますので、一点ごとに変更が可能です。

 

今回はサイズが大きく、型紙から試作品が完成するまでにおよそ30時間ほどかかりました。コンセプトシリーズの中では飾りステッチがシンプルな方ですが、サイズがあるので使用した糸は延べ9メートルほどになります。その長さを革にヒシメで穴を空けて、サドルステッチで縫いこんでいきますので、時間がかかってしまいました。

 

画像のものはアイフォン6+用となりますが、サイズ展開はアイフォン6+・6・5の三種類を予定しています。アンドロイドに関しては機種によってサイズが違い、その種類もかなりあります。毎回デザインを一から起こし、そこから型紙を作り直すことになるのでどうしようかと検討中です。

フリーサイズでS・M・Lと作っても、スマホがぴったりと収まらなかったり逆にケースが大きすぎて不格好になったりするので、作る場合はその機種に最適な大きさとデザインでと考えています。

 

また、機種変更等をした場合にはケースに収まらなくなってしまうので、その際は何か違うものにコンバート出来るように考えています。全て手作業なので、改造の幅は広いです。

 

受注開始時期について

今のところ、受注可能枠が九月まで埋まっているので、それ以降となる予定です。それまでに試作品の試用をして、完成品へ反映させたいと思います。

 

使用素材

・外側

 黒部分・・・牛革(オイルレザー)

 白部分・・・牛革(型押しクロム)

 

・内側

 ピッグスウェード(完成版は牛スウェードに変更予定)

 

・縫い糸

 ラミー(苧麻・蝋引き)

 

オイルレザーについて

オイルレザーとは、革をなめす時に、オイルを染み込ませる事で、革をよりしなやかにし、耐久性を増したものです。よく登山靴やカバンなどに使用されています。
使い込むほどに風合いが変化し、味わい深くなっていきます。
この革は、使ううちに風合いの変化がおこります。使い込むことで、使用者だけの風合いに仕上げることができます。あまり汚れを気にせずに、風合いが変化することを楽しんでいただきたいと思います。

 

 特徴

  • 肌触りがよい
  • 使い込んで風合いが変化する
  • 吸湿性がある
  • 革本来の傷や染みがそのままある
  • 色褪せる(風合いが変化する)
  • 色が服に移る場合がある(湿り気のある場合や、強く圧力のかかる場合移ります)

 お手入れ方法

  • オイルレザー部分は靴用の保護クリームや、ミンクオイルを少量塗布することによって、ひび割れを防ぎ耐久性を回復させることが出来ます。
  • クロムレザー部分は汚れがつきにくい素材のため、基本的にはお手入れ不要ですが、布等で拭いていただけると綺麗なままの状態を保つことが出来ると思います。
  • スウェード部分は、起毛素材のため粘着性のある汚れには注意が必要です。毛が寝てしまって色が変わったように見えることがあります。また、圧力によっても毛が寝るため、ブラッシング等をしていただけると長く起毛状態を保つことが出来ます。こちらはオイル等を塗ると変色しますので、お手入れの際には専用の物をお使いください。

 

素材や技術的なご質問がありましたら、黒猫宛にお声かけ下さい。

 

ご注文やイベント出展、新作、デザインに関するご質問はかおり宛にご連絡下さい。

(当ブログ内画像の無断転載等お断りさせて頂いております。どうぞご理解いただきます様お願い致します。)